2010年10月18日
入力ミスの見つけ方
赤松税務会計事務所 (大阪府 大阪市旭区)
------------------------------------------------
会計ソフトに仕訳を入力して集計すると、帳簿残高と元の資料の残高が一致しない事があります。
入力件数が多いと、どこで入力ミスしたかを見つけるのは結構大変です。
そんな時は、闇雲に間違い探しを始めないで、帳簿と元の資料の残高差額を「2」もしくは「9」で割ってみてください。
「2」で割り切れる
⇒ 仕訳の貸借(+−)を逆にしているか2重計上している
可能性がある
「9」で割り切れる
⇒ 桁違い又は数字の一部を逆に入力している
可能性がある
具体例を挙げると
・入金31,500円を出金31,500円と入力した場合
・出金31,500円の仕訳を誤って2重に入力した場合
いずれも残高の差額は、63,000円となります。
63,000円÷2=31,500円で割り切れます。
会計ソフトで31,500円を検索すると、上記のいずれかの間違いが絞り込まれるので元の資料に戻って簡単に間違いが見つけられます。
・31,500円を誤って3,150円と入力した場合(桁違い)
残高の差額は、28,350円となります。
28,350円÷9=3,150円で割り切れます。
3,150円を検索して、絞り込まれた仕訳を元の資料で確認すると31,500円の桁違いを発見できます。
・31,500円を35,100円と入力した場合(数字の入れ違い)
残高の差額は、3,600円となります。
3,600円÷9=400円
この場合は、100の位と1000の位で数字が入れ違っている。
その入れ違っている数字の差は4だということが分かります。
ちょっとした経理小ネタですが、知っておくと便利ですよ。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
赤松税務会計事務所
赤松由里子税理士
大阪府大阪市旭区森小路
2-13-17 伸拓ビル3階
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
税理士ブログのトップへ戻る
------------------------------------------------
入力ミスの見つけ方
会計ソフトに仕訳を入力して集計すると、帳簿残高と元の資料の残高が一致しない事があります。
入力件数が多いと、どこで入力ミスしたかを見つけるのは結構大変です。
そんな時は、闇雲に間違い探しを始めないで、帳簿と元の資料の残高差額を「2」もしくは「9」で割ってみてください。
「2」で割り切れる
⇒ 仕訳の貸借(+−)を逆にしているか2重計上している
可能性がある
「9」で割り切れる
⇒ 桁違い又は数字の一部を逆に入力している
可能性がある
具体例を挙げると
・入金31,500円を出金31,500円と入力した場合
・出金31,500円の仕訳を誤って2重に入力した場合
いずれも残高の差額は、63,000円となります。
63,000円÷2=31,500円で割り切れます。
会計ソフトで31,500円を検索すると、上記のいずれかの間違いが絞り込まれるので元の資料に戻って簡単に間違いが見つけられます。
・31,500円を誤って3,150円と入力した場合(桁違い)
残高の差額は、28,350円となります。
28,350円÷9=3,150円で割り切れます。
3,150円を検索して、絞り込まれた仕訳を元の資料で確認すると31,500円の桁違いを発見できます。
・31,500円を35,100円と入力した場合(数字の入れ違い)
残高の差額は、3,600円となります。
3,600円÷9=400円
この場合は、100の位と1000の位で数字が入れ違っている。
その入れ違っている数字の差は4だということが分かります。
ちょっとした経理小ネタですが、知っておくと便利ですよ。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

赤松税務会計事務所
赤松由里子税理士
大阪府大阪市旭区森小路
2-13-17 伸拓ビル3階
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
税理士ブログのトップへ戻る