2010年09月21日

税務調査官はここを見る

赤松税務会計事務所 (大阪府 大阪市旭区)
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税務調査官はここを見る

9月から11月は、税務調査が多い季節です。

税務調査で調査官が重視するのは、取引の原始記録です。
例えば、作業日報や手帳のスケジュール表などです。

建設や土木関係では、作業日報やスケジュール表に載っている工事の売上がきちんと計上されているかがチェックされます。

同時に、その工事にかかる仕入れや下請けへの外注費の突合せが行われます。

特に期末の売上や経費処理が正しく行われているかは念入りに行われます。

期末に急に経費や外注費が増加していれば、内容の確認が入ることを念頭に資料を整理しておかれると良いでしょう。


一般消費者向けの現金商売では、反面調査ができないので様々な資料から売上の整合性がチェックされます。

美容院やエステなどの個人からの収入については、過去の予約表と実際の入金記録との突合せが行われます。

飲食店は、レンタルしているおしぼりの数なども確認されることがあります。

現金商売の場合は、毎日の売上の集計をキチンとすることが大事です。
レジのお金から、直接支払いをしてしまうとミスの原因になります。
支払用の小口現金と分けて管理されることをお奨めします。


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赤松由里子税理士 
    赤松税務会計事務所
      赤松由里子税理士
     大阪府大阪市旭区森小路
     2-13-17 伸拓ビル3階


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