2010年02月24日

ネット通販 確定申告のポイント(経費編)

赤松税務会計事務所 (大阪府 大阪市旭区)
------------------------------------------------

ネット通販 確定申告のポイント(経費編)

ネット通販の経費では、ネットショップのホームページ作成費用とキーワード検索などネット上の広告宣伝費の取り扱いがポイントになります。

【ネットショップホームページの作成費用】
ホームページ上で直接買い物ができるシステムが組み込まれている場合は、その作成費用が10万円以上であれば、「ソフトウェア」として固定資産に計上し、5年間で減価償却することになります。

青色申告の場合は、作成費用が30万円未満であれば(他の30万円未満の資産とあわせて300万円まで)即時に償却できるので、支出した年に全額が経費となります。

【キーワード検索などの広告宣伝費】
クリック広告などは、先に一定の金額を支払っていますので、年末に残高が残っていればその部分の金額は、前払費用となります。
ショッピングモールの出店費用についても、前払いの場合が多いので、期間を確認しておきましょう。

【海外から仕入れをした場合】
海外から仕入れをして、運送費用が別途かかったときは、運送費用も仕入れに含めます。 
また、消費税は輸入したときに消費税を支払った場合しか控除できませんので、消費税の支払いをしたかどうかチェックするようにしてください。

【販売に免許が必要なケース】
ネット通販で酒類を販売する場合には、税務署長より通信販売酒類小売業免許を受ける必要があります。無免許で販売すると酒税法違反として処罰の対象となります。
ネット通販を始める際には、免許や届出が必要かどうかを確認しておくことも大切です。


〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
赤松由里子税理士 
    赤松税務会計事務所
      赤松由里子税理士
     大阪府大阪市旭区森小路
     2-13-17 伸拓ビル3階


〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
                    税理士ブログのトップへ戻る

QRコード
QRコード