2009年03月23日

<相続シリーズ>第5回 相続手続きについて

みなさんこんにちは。

 これまで相続人の範囲、相続財産、法定相続、遺言、遺留分、特別受益、寄与分などについて話をしてきました。今回は、実際に相続が発生したらどのような手続きを行っていくかお話させていただきます。

相続シリーズ第5回 
「相続手続き」について


【相続手続きの流れ】
 ^篁困猟敢此↓∩蠡蛙佑猟敢此↓A蠡蛙祐屬龍┻帖↓ぐ篁妻割協議書の作成、グ篁妻割の実施といった手順で行います。高額な財産を受取る場合は相続税の申告、不動産を相続する場合は相続登記なども必要になります。
 今回私が説明するのは,らイ泙任砲弔い胴圓い泙后


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 突然被相続人が亡くなった場合、どこにどれだけ財産があるのか分りません。まずは遺品の整理をしながら通帳・証券会社の通知・保険証書・現金・貴金属などを探し出すことです。債務なども相続財産ですから「支払い明細・ローン契約書など」も確認する必要があります。住宅ローンは団体信用保険に加入している場合は返済免除になる場合もありますので契約書等をよく読んで確認してください。

●財産目録を作成します
 被相続人の預貯金・株式、現金、土地・建物などの資産がどのくらいあるかを記載していきます。次に債務の金額を記載していきます。債務に借金は当然含まれますが、被相続人の未払いの公共料金、家賃、税金、更に葬儀費用も債務として相続財産から差し引くことが出来ます。この財産目録を作成することで財産がプラスかマイナス(債務超過)かが分かります。


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 被相続人が生まれてから亡くなるまでの戸籍をすべて請求します。戸籍には「戸籍謄本・除籍謄本・改製原戸籍・壬申戸籍」など種類がありますのでご自身で請求が難しいようなら弁護士や行政書士に取得の依頼をしてください。
 戸籍を請求することにより、亡くなった被相続人の親子関係や兄弟姉妹関係が全て分かり、相続人が誰かが判明できます。

,鉢△魴个徳蠡該盪困どれくらいで、相続人が誰かが判明しました。次に各相続人に相続の意思を確認していきます。

●意思確認について
 相続において、被相続人と長年会っていない人物がいる場合があります。
 例えば、相続人である子と被相続人の父がいて、父は子が幼少期に離婚して長年会っていない。父は再婚して新たな家庭を築き、晩年は父の面倒を看た子が別にいるなどのケースです。
 このような場合、長年会っていない相続人は心情的に遺産を受け取りたくないといったこともあります。
 もう一つは、債務超過の場合に各相続人に相続放棄するかどうかの確認を行います。債務を相続したら、相続人が債務の支払いを行わなければなりませんからね…。

 各相続人に推定相続人は誰か?財産(又は負債)がどのくらいか?を通知して、今後遺産の分割に参加するか、辞退して相続放棄するかを決めてもらいます。分割に参加する場合は、別の相続人と今後話し合いを行います。


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 協議書を作成するには各相続人と話し合いをする必要があります。法律上は法定相続の割合が決められています。しかし、相続人間で話し合い、お互いが納得し合意すれば財産の分割は自由に決められます。
 例えば、相続人が3人いて、そのうちの1人が土地・建物を相続し、現金はその他の2人が半分ずつ相続するといったように分割することもあります。土地・建物は切り離して分けることが出来ないので、実務上は相続人1人が単独で相続することが多くあります。法定相続なら、3人とも被相続人の子では、土地・建物を1/3ずつの共有分割、現金も1/3ずつ分けることになります。


ぐ篁妻割協議書の作成について
 遺産分割協議では、相続人間で十分に話し合い、分割方法・割合に異議がないことを相互に確認し、その確認した内容を書面にしたものが「遺産分割協議書」となります。この協議書には、誰がどの財産をどれだけ取得するかを記載し、相続人全員が氏名・住所・本籍・生年月日を記載し実印を押印します。協議書は実印を押印するくらい重要な書類です。
 不動産を法定相続の割合以外で相続登記する場合はこの協議書が絶対に必要になります。

 今回はここまでとして、次回は遺産分割の実施などについてお話していきます。



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