2008年09月05日

業務改善は、ハイスキルの仕事です

土田総合会計事務所
/株式会社ビジネス・リーフ
 (東京都 千代田区)
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業務改善は、ハイスキルの仕事です

某企業に転職し、経理の若手ホープとして入社されたAさんとお話する機会がありました。

Aさんは、会計事務所に勤務経験者で、いまも税理士受験しています。
税理士としてのキャリアアップを方向転換し、企業内の経理として転職されました。

理由は、会計事務所として外からの経験をあげる事も良いが、企業の中に入り、より深い経験を積み、税理士資格取得後に、企業内税理士になるか、または、経理も知っているアドバイザーとして会計事務所業務に復帰する、といういずれかの選択をしよう、ということでした。

一般的な会計事務所は税法視点で、経理は業績管理視点です。業務上のベクトルが全く違う職種である、ということなのです。実は、違う職種なのです。


さて、Aさんの悩みは、現在テーマとなっている仕事と、前述の自分の目標にギャップがあるのではないか??ということでした。

現在テーマとは、業務の再構築でした。
転職した企業は、過去の経理業務の体制上、手順書等なく個人依存型であり、またある事情から残高確定が全くできない状態で、売上請求管理がずさんな状態でした。

したがって、社長よりAさんに命じられたテーマは『売上管理の業務改善』です。Aさんがまず取り掛かったのが、過去の伝票を集計からスタートする、地道な処理でした。

Aさんはふと考えます。
『会計のプロを目指していたのに、今やっている事は、税法も会社法も関係ない仕事だ。これが自分の目指すプロの仕事なのだろうか?』

いろいろ、Aさんから私がお伺いした所、今の仕事は過去の伝票整理から現在の正確な残高を確定し、並行して売上管理の手順書を作り、社内の調整をしていくのが仕事の大テーマで、経理上の責任者になってほしい、ということでした。

実はこの仕事は、私がよく企業から依頼を受ける仕事で、会計プロフェッショナルの仕事だと思っています。

経営者にとってこの部分が健全化され、不正の発生しないシステムが出来上がることは、経営上大変重要かつ、価値の高い仕事となるのです。
ということで、Aさんは今の仕事が『会計のプロとして価値の高い仕事』であることを理解して、安心されていました。

業務改善ができる会計のプロは、経営者にとっては有難い存在です。
私もそうありたいと思っています。


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東京都 千代田区 税理士 土田先生 土田総合会計事務所
  /株式会社ビジネス・リーフ

      土田 拓己 税理士
 東京都千代田区猿楽町1−5−3
        
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