2008年08月20日

中小企業には社外CFOが必要

土田総合会計事務所
/株式会社ビジネス・リーフ
 (東京都 千代田区)
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中小企業には社外CFOが必要

 大企業の経理管理部門では、その規模ゆえに経理も役割分担していかないと当然回りません。全体を見渡す経理マンになるのは、ごく一部の管理職のみとなるのは当然の事です。
 このような方はかなりの実力者であり、運もある人でしょう。

 その中から役員クラスまでになり、『CFO』と呼ばれる、財務最高責任者がいます。

 では、中小企業はどうでしょうか。
 少人数で経理を行ないますので、容易に全体が見渡せます。
 一昔前までは、経理に求められる仕事は『帳簿管理』でした。しかし今は違います。

 過去の実績データの管理は、PCの仕事であり、経理に求められる役割は、

 ●この実績データを効率よく集計する事⇒効率化
 ●集計したデータが経営管理上、利用できるように加工する
  こと⇒経営資料
 ●そのデータから提案する事⇒提案業務 経営企画
 ●将来のリスク計算である資金繰り予想⇒財務 経営企画
 ●営業フォロー⇒業務部 営業事務 秘書
 ●予算集計と目標管理⇒経営企画

 その他、総務・人事労務・財務・営業事務の全てのバックオフィスの仕事を中小企業では、“経理”の担当者が一手に引き受けています。

 すなわちスペシャリストであるとともにゼネラリストである事が要求されるのが、中小企業の“経理”なのです。

 まさに経営者の右腕=参謀です。

 しかし経理のルーティンの定型的な業務は、やはり会計処理・支払業務・入金管理であって、大企業のような『CFO』が社内にいても、もてあますに違いありません。
いつも、経営参謀がいる必要は無く、『必要なとき=月に1〜2日』いればよいのです。

 そこが、企業にとっての税理士の役割です。

 私は、経営者と契約をお願いするときには、『入社面接』を受けるつもりでいます。
 毎月、社長とお会いできるのは月に1日〜2日かも知れませんが、『この会社の社員になる』というつもりでお会いさせていただいています。


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東京都 千代田区 税理士 土田先生 土田総合会計事務所
  /株式会社ビジネス・リーフ

      土田 拓己 税理士
 東京都千代田区猿楽町1−5−3
        
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