2008年06月13日

経営者を目指せ 株式会社設立入門編 その12

●設立登記 第1回
 いよいよゴールが見えてきました。
 一連の手続  
  1 定款の作成
  2 定款の認証
  3 出資の履行
  4 設立登記
 の中で、今回は最後のテーマ設立登記です。
登記の必要性と登記の手続の2回に分けて見ていきましょう。

<登記の必要性>
 法人は抽象的な人ですから、その実体を誰がみてもわかる
ようにする必要があります。
 それが登記という制度です。
 商業登記簿に必要事項を記載し、広く一般公衆に公開する
こととなっています。

〜登記事項〜
 会社設立時における主な登記事項は次のとおりです。

商号(会社名)               株式会社鈴木商事
目的(何をする会社か)           食料品の販売
本店の所在地(住所)          東京都渋谷区千駄ヶ谷
                      三丁目××番地
発行可能株数(最高何株まで発行できるか)   1,000株 
発行株式数(設立時に発行した株数)       100株
資本金の額(設立時の元手)           金500万円
取締役の氏名              取締役 鈴木一郎 
                      取締役 鈴木二郎
代表取締役の氏名、住所       代表取締役 鈴木一郎 
                      東京都渋谷区千駄ヶ谷
                      三丁目××番地


<法人とは>
 会社は設立登記をして、法人として認められることとなり
ます。人以外のもので、法律上の権利義務の主体とされる
のが法人です。
 法律により人としてみなされるだけで、○○会社という人が
存在するわけではありません。

                        つづく。。。

                   税理士 小林 正人 著


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