2008年06月04日

部門別損益の間接費の配賦の基準とは

土田総合会計事務所
/株式会社ビジネス・リーフ
 (東京都 千代田区)
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部門別損益の間接費の配賦の基準とは

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★質問Q&A★
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Q 間接費の配賦に悩んでいます
 当社の経理の現場では、損益の部門管理が重要なテーマです。
 このとき、各部門のコードをつけて仕訳をしますが、間接部門(例えば経理や総務)の費用や役員報酬などの人件費はどうすればよいのでしょうか?

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A 配賦率を使って各部門に配賦する仕訳を月末に行います。
 月次決算のときに、間接費の合計を各部門に按分する仕訳を行い、各部門の損益に費用として加算します。
 この作業を【間接費の配賦】と呼びます。

 問題となるのは、この配賦率の決め方です。
 まず、経理で素案を作り、社長と各部門長に提案して決定してもらいましょう。

 では、どんな配賦率を考えたらよいかというと、配賦の基準をまずは検討します。

 1)全部配賦か一部配賦か
  本社経費の全部を部門に配賦すべきか、優先順位を決めて
 一部を配賦すべきかという判断です。
  通常の場合、全部の本社費を配賦すべきと思います。
  どの事業部も本社管理や本社機能の利用をしますので、
 配賦が必要でしょう。

 2)一括配分か個別配分か
  勘定科目別(給与手当、消耗品費、地代家賃といった科目
 別)に配賦基準を設定するのが個別配分です。
  個別配分は手間がかかりますが精度が高いものです。
  最初は、一括配分が良いでしょう。

 次に、考えなければならないのが、具体的な配賦基準である配賦率です。
 実は、この配賦率は、決め方によっては、各部門の評価が大きく変わってしまうので、とても重要な経営判断なのです。


具体的には… 次回に続きます! 


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東京都 千代田区 税理士 土田先生 土田総合会計事務所
  /株式会社ビジネス・リーフ

      土田 拓己 税理士
 東京都千代田区猿楽町1−5−3
        
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