2008年10月17日
『税理士開業塾』〜開業1年で軌道に乗せる3つのポイント〜 見田村 元宣税理士編 質疑応答
平成20年9月13日(土)TAC水道橋校にて
『 税理士開業塾〜開業1年で軌道に乗せる3つのポイント〜見田村 元宣税理士編 』 が開催されました。
Q.1
見田村先生は費用をかけてでもビジネスを加速させて大きくしていこうという考えでいらっしゃると思いますが、一般的に税理士はリスクテイクせず少しずつビジネスを大きくさせていこうという傾向にあると思います。
元からそのようなお考えだったのですか?
また、転換のきっかけとなった出来事、人物がいれば教えて下さい。
見田村税理士:
もともとそのような発想をもっており、特別な出来事や、きっかけがあった訳ではありません。
私の両親は商売をしていて、両親は常にビジネスのリスクを伴っていました。そのような環境の中で育った為、子供の頃からビジネスにはリスクが伴うものなのだという感覚が染み付いていたと思います。
Q.2
見田村先生はそうとうなブランド力がおありですから、お客様は見田村先生を目当てに顧問契約をされると思います。当然、見田村先生が直接担当することは出来ないと思いますが、お客様から「見田村先生が担当してくださるのですか?」というような質問をされることはありませんか。
見田村税理士:
お客様から、「見田村(先生)が担当してくれるのか?」と質問されることはほとんど無いです。
例えばHPから問合せが入って、フロントでの営業で私が出て行くことがあるのですが、むしろ、そういった際には「見田村(先生)が出てくるとは思わなかった」というような事を言われます。
お客様は私が担当になるとは万に一つも思っていません。
なぜなら、私が直接担当になることはないように見えるマーケティングを組んできたからです。私が担当するのかしないのかわからない状況でお客様を呼んでしまうと、「自分は担当してもらえるものだ」とお客様は思ってしまうかもしれない。一人での開業直後だったら直接担当するしかありませんが、私は開業最初から従業員を雇って、直接担当することが無いような見せ方をしてきました。
最初からそのような見せ方をするというのが凄く大切なのです。
見せ方という意味で言うと、私はこの「魅せ方」(大きく板書しながら)という字を良く使います。この「魅せ方」は大切です。他人からどのように見えるのか、ここが凄く大事なのです。
Q.3
朝4時起きの生活に転換されたきっかけを教えて下さい。
また、宅建(宅地建物取引主任者資格)を取得されていますが、いつ取得され、それが税理士業にどのように結びついたのか、宅建以外に何か税理士業に繋がる効果的な資格があれば教えて下さい。
見田村税理士:
朝4時に起床するきっかけになったのは、アメリカの成功者には早起きの人が多いということを何かで読んでからです。
例えば、明日100億の資産を手に入れることはできないけれど、もし100億の資産家が朝4時に起きているのだとしたら、その生活習慣の一部の真似はできるじゃないですか。成功者の真似をできるところから真似しようという発想です。
そのような発想から、朝4時に起きて6時に事務所に到着するという生活習慣を取り入れました。
宅建に関しては大学生の時に暇だったので取りました。なにも考えてないです。まさか自分が宅建主任者として登録するとすら思ってもいませんでした。
先輩が不動産業に就職して、「暇だったら取れば」と言われて取りました。まさか自分がこんなに不動産というか、資産税のことをこんなに行うことになって、結果、役に立つとは思わなかったです。
税理士周辺で役に立つ資格というと・・・、宅建は確かに役に立つかも知れませんね。資産税や不動産コンサルを行うのであれば役に立ちます。他にも役に立つ資格はあるのでしょうけど、最終的には実務ですよね。宅建を持っていなければ、資産税や不動産コンサルを行えないかといったら、そんなことは無いですし、資格が絶対条件という訳では無いですよね。
あとは資格の勉強をあまりしたことがないのでわからないですけど、社労士とか中小企業診断士とかいろいろありますが、資格を取ったからといって実務がわかっていなければ意味がないですよね。そういう意味でいうと、やりたい仕事にたいして役立つのであれば資格を取得すれば良いと思いますが、実務を行わないのであれば、資格だけでは意味が無いと思います。
司会より:
補足となりますが、先生の生活の転換につきましては、先生の著書「朝9時までの超仕事術」に詳細がございますので、よろしければお読み下さい。
Q.4
見田村先生はブランディングなどで手腕を発揮され、一般的に多くみられる税理士と感覚が異なっているイメージ・また大きく成功しているイメージがありますが、世間からのヒガミなどはありませんか。
見田村税理士:
あまり無いですね。
Q.5(司会からの質問)
私はいろいろなところに出入りする機会が多いのですが、いたるところで見田村先生のお名前をお聞きします。
例えば、webのマーケティングを行っている会社の社長さんからであったり、弁護士業界で話題の若手弁護士先生からであったり、一般事業の経営者の方々からもお聞きしたりいたします。
人脈構築で気を付けている事、また人脈が広がってよかったことがあれば教えて下さい。
見田村税理士:
人脈構築で気をつけていることは、1つだけです。本気で自分のことを運が良いと思えるか。それだけですね。
私の周りも人脈を作っていける人が多いのですが、本気で自分のことを運が良いと思うことはとても難しいことです。でも、本気で自分のことを運が良いと心の底から想えている人はみんな人脈を作れている。そして人脈構築法なんていうものは無いのです。
しかし、結果こういう行動をしているということはあります。セミナーにきたら講師と名刺交換をするとか、懇親会に参加するとか、そういう具体的な行動をしている。だからといって、今日集まっているみなさんに名刺交換しましょうという意味ではなく、ここで何も言わなかったら、名刺交換しないで帰る人がいたと思います。多分、これだけ言っても名刺交換せずにそのまま帰る人もいるでしょうね。名刺交換をして帰るだけで全然(まったく)違ってきます。
常に右か左か選択肢を人間は選んでいるわけで、そのどちらかを選び続けるかによって、人脈のできる人とできない人でどんどんと差がつきます。
ただ、一番大切な考え方は、自分は運が良いと思えるかどうかです。
私の周りの人間も皆そうですね。人脈ができてくることで何が良いかというと、例えば今回のセミナーもそうですが、勝手に声がかかるようになってくることです。どこでどのようになっているのかはわかりませんが、どこかで必ず繋がっていて、自分が営業しなくても、努力しなくてもいろいろなことが起きてくるのが良いことです。
自分は運が良いと思えるかがとても大切です。
私は自分の人生40年中どんなときでも、このタイミングでこの人に合わなかったら、全然違ったなという出会いが多くあります。人生の中で大きな転機になった瞬間というのは、必ずこのタイミングで、この人に合わなければならなかった。1年前でも駄目ですし、1年後でも駄目。このタイミングでなければいけなかった。そういうタイミングに人と出会うこと多かった。そこに構築法というのは無いですね。
しかし結果はいろいろな事をやっています。体がひとつなので、今は何から何まで全部をやってはいませんが、セミナーに出席したら名刺交換をしたり、どこかに呼ばれれば行ったり、いろいろです。
Q.6
開業最初から事務所を借りたほうが良いのでしょうか。従業員は雇ったほうが良いのでしょうか。
見田村税理士:
損益分岐点の話になると思うのですが、例えば、前の事務所からある程度お客さんが付いてきたというような場合であれば、最初から固定費をかけて事務所を借りてもいいでしょうね。ただ、事務所の固定費を最初からかけるのであれば、それに見合う売上が無いとやっていけないし、なければ相当一生懸命営業しないと駄目でしょうね。
でも、会計事務所は大丈夫です。私の友人の中で倒産した人間は一人もおりません。みんなそれなりにやっています、大丈夫。
私の場合は何も無いのに最初から借りました。私はいろいろなご質問をいただくのですが、そのご質問の中で何一つ絶対的な答えはありません。どちらでも良いという答えがほとんどです。
事務所を開業時から借りる借りないというのは、ご自身の考え方、売上経費などの状況に応じて対応されるのが良いのではないでしょうか。
Q.7
先生は事務所を新橋(東京都港区)という一等地に構えられておりますが、そのような場所に事務所を構えるメリットとはどんなものでしょうか。
また開業当初から新橋に事務所を構えていらっしゃったのでしょうか。
見田村税理士:
はじめから新橋に事務所を構えました。
最初の事務所は25坪、今の事務所は120坪です。今の事務所は日比谷通りを挟んで、真向かいに三菱東京UFJ銀行がある良い立地なのですが、はじめの事務所は今ほど良い場所ではありませんでした。
新橋はアクセスが良いので、お客様に来ていただくのにも、我々がお客様のところに行くのにも便利が良いので新橋という立地を選びました。
Q.8
先生の夢を教えて下さい。
見田村税理士:
50歳までは一生懸命働いて、50歳以降はお金の為だけでなく、もっと社会の為になる働き方をしていきたいです。
あと10年間は一生懸命、今のかたちで頑張って、50歳からは自分の為にだけではなく、人の為、社会の為にいろいろな貢献をできる人生を生きていきたいと思います。
親しい友人にしか話さないのですが、最終的には自分が死んだときに参列者が1万人でたら嬉しいなと思っています。そのとき自分は死んでしまっているのでわかりませんが、それを見て天に昇っていくっていうのが私の夢ですね。
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『 税理士開業塾〜開業1年で軌道に乗せる3つのポイント〜見田村 元宣税理士編 』 が開催されました。
セミナーの中で行われた質疑応答をご紹介いたします。
Q.1
見田村先生は費用をかけてでもビジネスを加速させて大きくしていこうという考えでいらっしゃると思いますが、一般的に税理士はリスクテイクせず少しずつビジネスを大きくさせていこうという傾向にあると思います。
元からそのようなお考えだったのですか?
また、転換のきっかけとなった出来事、人物がいれば教えて下さい。
見田村税理士:
もともとそのような発想をもっており、特別な出来事や、きっかけがあった訳ではありません。
私の両親は商売をしていて、両親は常にビジネスのリスクを伴っていました。そのような環境の中で育った為、子供の頃からビジネスにはリスクが伴うものなのだという感覚が染み付いていたと思います。
Q.2
見田村先生はそうとうなブランド力がおありですから、お客様は見田村先生を目当てに顧問契約をされると思います。当然、見田村先生が直接担当することは出来ないと思いますが、お客様から「見田村先生が担当してくださるのですか?」というような質問をされることはありませんか。
見田村税理士:
お客様から、「見田村(先生)が担当してくれるのか?」と質問されることはほとんど無いです。
例えばHPから問合せが入って、フロントでの営業で私が出て行くことがあるのですが、むしろ、そういった際には「見田村(先生)が出てくるとは思わなかった」というような事を言われます。
お客様は私が担当になるとは万に一つも思っていません。
なぜなら、私が直接担当になることはないように見えるマーケティングを組んできたからです。私が担当するのかしないのかわからない状況でお客様を呼んでしまうと、「自分は担当してもらえるものだ」とお客様は思ってしまうかもしれない。一人での開業直後だったら直接担当するしかありませんが、私は開業最初から従業員を雇って、直接担当することが無いような見せ方をしてきました。
最初からそのような見せ方をするというのが凄く大切なのです。
見せ方という意味で言うと、私はこの「魅せ方」(大きく板書しながら)という字を良く使います。この「魅せ方」は大切です。他人からどのように見えるのか、ここが凄く大事なのです。
Q.3
朝4時起きの生活に転換されたきっかけを教えて下さい。
また、宅建(宅地建物取引主任者資格)を取得されていますが、いつ取得され、それが税理士業にどのように結びついたのか、宅建以外に何か税理士業に繋がる効果的な資格があれば教えて下さい。
見田村税理士:
朝4時に起床するきっかけになったのは、アメリカの成功者には早起きの人が多いということを何かで読んでからです。
例えば、明日100億の資産を手に入れることはできないけれど、もし100億の資産家が朝4時に起きているのだとしたら、その生活習慣の一部の真似はできるじゃないですか。成功者の真似をできるところから真似しようという発想です。
そのような発想から、朝4時に起きて6時に事務所に到着するという生活習慣を取り入れました。
宅建に関しては大学生の時に暇だったので取りました。なにも考えてないです。まさか自分が宅建主任者として登録するとすら思ってもいませんでした。
先輩が不動産業に就職して、「暇だったら取れば」と言われて取りました。まさか自分がこんなに不動産というか、資産税のことをこんなに行うことになって、結果、役に立つとは思わなかったです。
税理士周辺で役に立つ資格というと・・・、宅建は確かに役に立つかも知れませんね。資産税や不動産コンサルを行うのであれば役に立ちます。他にも役に立つ資格はあるのでしょうけど、最終的には実務ですよね。宅建を持っていなければ、資産税や不動産コンサルを行えないかといったら、そんなことは無いですし、資格が絶対条件という訳では無いですよね。
あとは資格の勉強をあまりしたことがないのでわからないですけど、社労士とか中小企業診断士とかいろいろありますが、資格を取ったからといって実務がわかっていなければ意味がないですよね。そういう意味でいうと、やりたい仕事にたいして役立つのであれば資格を取得すれば良いと思いますが、実務を行わないのであれば、資格だけでは意味が無いと思います。
司会より:
補足となりますが、先生の生活の転換につきましては、先生の著書「朝9時までの超仕事術」に詳細がございますので、よろしければお読み下さい。
Q.4
見田村先生はブランディングなどで手腕を発揮され、一般的に多くみられる税理士と感覚が異なっているイメージ・また大きく成功しているイメージがありますが、世間からのヒガミなどはありませんか。
見田村税理士:
あまり無いですね。
Q.5(司会からの質問)
私はいろいろなところに出入りする機会が多いのですが、いたるところで見田村先生のお名前をお聞きします。
例えば、webのマーケティングを行っている会社の社長さんからであったり、弁護士業界で話題の若手弁護士先生からであったり、一般事業の経営者の方々からもお聞きしたりいたします。
人脈構築で気を付けている事、また人脈が広がってよかったことがあれば教えて下さい。
見田村税理士:
人脈構築で気をつけていることは、1つだけです。本気で自分のことを運が良いと思えるか。それだけですね。
私の周りも人脈を作っていける人が多いのですが、本気で自分のことを運が良いと思うことはとても難しいことです。でも、本気で自分のことを運が良いと心の底から想えている人はみんな人脈を作れている。そして人脈構築法なんていうものは無いのです。
しかし、結果こういう行動をしているということはあります。セミナーにきたら講師と名刺交換をするとか、懇親会に参加するとか、そういう具体的な行動をしている。だからといって、今日集まっているみなさんに名刺交換しましょうという意味ではなく、ここで何も言わなかったら、名刺交換しないで帰る人がいたと思います。多分、これだけ言っても名刺交換せずにそのまま帰る人もいるでしょうね。名刺交換をして帰るだけで全然(まったく)違ってきます。
常に右か左か選択肢を人間は選んでいるわけで、そのどちらかを選び続けるかによって、人脈のできる人とできない人でどんどんと差がつきます。
ただ、一番大切な考え方は、自分は運が良いと思えるかどうかです。
私の周りの人間も皆そうですね。人脈ができてくることで何が良いかというと、例えば今回のセミナーもそうですが、勝手に声がかかるようになってくることです。どこでどのようになっているのかはわかりませんが、どこかで必ず繋がっていて、自分が営業しなくても、努力しなくてもいろいろなことが起きてくるのが良いことです。
自分は運が良いと思えるかがとても大切です。
私は自分の人生40年中どんなときでも、このタイミングでこの人に合わなかったら、全然違ったなという出会いが多くあります。人生の中で大きな転機になった瞬間というのは、必ずこのタイミングで、この人に合わなければならなかった。1年前でも駄目ですし、1年後でも駄目。このタイミングでなければいけなかった。そういうタイミングに人と出会うこと多かった。そこに構築法というのは無いですね。
しかし結果はいろいろな事をやっています。体がひとつなので、今は何から何まで全部をやってはいませんが、セミナーに出席したら名刺交換をしたり、どこかに呼ばれれば行ったり、いろいろです。
Q.6
開業最初から事務所を借りたほうが良いのでしょうか。従業員は雇ったほうが良いのでしょうか。
見田村税理士:
損益分岐点の話になると思うのですが、例えば、前の事務所からある程度お客さんが付いてきたというような場合であれば、最初から固定費をかけて事務所を借りてもいいでしょうね。ただ、事務所の固定費を最初からかけるのであれば、それに見合う売上が無いとやっていけないし、なければ相当一生懸命営業しないと駄目でしょうね。
でも、会計事務所は大丈夫です。私の友人の中で倒産した人間は一人もおりません。みんなそれなりにやっています、大丈夫。
私の場合は何も無いのに最初から借りました。私はいろいろなご質問をいただくのですが、そのご質問の中で何一つ絶対的な答えはありません。どちらでも良いという答えがほとんどです。
事務所を開業時から借りる借りないというのは、ご自身の考え方、売上経費などの状況に応じて対応されるのが良いのではないでしょうか。
Q.7
先生は事務所を新橋(東京都港区)という一等地に構えられておりますが、そのような場所に事務所を構えるメリットとはどんなものでしょうか。
また開業当初から新橋に事務所を構えていらっしゃったのでしょうか。
見田村税理士:
はじめから新橋に事務所を構えました。
最初の事務所は25坪、今の事務所は120坪です。今の事務所は日比谷通りを挟んで、真向かいに三菱東京UFJ銀行がある良い立地なのですが、はじめの事務所は今ほど良い場所ではありませんでした。
新橋はアクセスが良いので、お客様に来ていただくのにも、我々がお客様のところに行くのにも便利が良いので新橋という立地を選びました。
Q.8
先生の夢を教えて下さい。
見田村税理士:
50歳までは一生懸命働いて、50歳以降はお金の為だけでなく、もっと社会の為になる働き方をしていきたいです。
あと10年間は一生懸命、今のかたちで頑張って、50歳からは自分の為にだけではなく、人の為、社会の為にいろいろな貢献をできる人生を生きていきたいと思います。
親しい友人にしか話さないのですが、最終的には自分が死んだときに参列者が1万人でたら嬉しいなと思っています。そのとき自分は死んでしまっているのでわかりませんが、それを見て天に昇っていくっていうのが私の夢ですね。
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