2007年11月16日

経営者のためのかんたん消費税 入門編    その1

ハルカ
 「今日はわたしたちにもっとも身近な消費税に
  ついて考えてみましょう。」

ヒカル
 「消費税を負担するのは消費者ですよね。
  だって、消費税は消費者に負担してもらう
  税金のことでしょう。」

ゆうた
 「でも、消費税を納めるのは企業だから企業が
  消費税を負担しているのではないかな。法人
  税と同じように企業が負担すべき税金を企業
  自身が納付していると考えれば消費税と法人
  税のつじつまが合うような気がするけど。」

ヒカル
 「消費税を納めるのは企業だけど消費税を負担す
  るのは消費者だよ。だって、定価200円の商品
  を買って、210円支払うの消費者でしょ。
  10円分が消費税で企業は消費者から預った10円
  を税務署に納めているんだ。」

ゆうた
 「なるほど、消費税は負担する者と納付する者が
  違うと考えればよいのか。」

ヒカル
 「企業は消費者から預った消費税を納めるだけで
  税金の負担はしていない。けれど、経営者は税
  金を負担して、おカネを支払っているという
  感覚になりますね。少なくともおカネが出て行
  くのは事実ですから。」

ゆうた
 「おカネが出て行くという事実の捉え方が難しい
  ね。」

ヒカル
 「預ったおカネを返す、これが正しい消費税の
  捉え方ということでしょう。」

ハルカ
 「ある意味、借金の返済と同じということですから、
  資金繰りに直結してきますね。経営者にとっては
  重要な問題です。」


<ハルカの提言>
  消費税の支払いは、預り金(短期借入金)の返済
  と考えましょう。
  ※資金繰りの計画が大切です。

<消費税は間接税>
  消費税は買った人(消費した人)が税金を負担する
  仕組みの税金ですが、買った人(消費者)が消費税
  の申告・納付をするものではありません。
  買った人(消費者)が消費税を直接税務署に納める
  のではなく、売った人(企業)が買った人(消費者)
  から税金を預って、買った人(消費者)に代わって
  間接的に税務署に納めます。それゆえ、消費税は間
  接税といわれています。

つづく。。。

           税理士 田中 祐一郎 著


<経営者のためのかんたん消費税 入門編>はこちら


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